日本では法律において、事業者は安全衛生管理責任として、予防責任というものを負うことが定められています。そのなかには、使用者の支配管理下にある物的、人的な労働災害発生の危険からの防止責任として「安全配慮義務」があるとされています。(厚生労働省ホームページより)これは民法上の労働契約等に基づく使用者の債務であり、この義務を怠って労働災害を発生させると民事上の損害賠償義務が生じます。
業務上の交通事故には、さまざまな責任が伴います。経営上のリスク回避として、「安全配慮義務」対策は欠かせません。また、安全運転のための研修は、社員一人ひとりの“人間力”ともなるのです。